税効果 会計

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税効果会計は何故必要か

2010年04月20日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

現在、税効果会計と言う会計処理が重要性を帯びていますが、何故今、税効果会計が必要なのでしょうか。
一説によると企業が会計上で算出する利益計算の目的と、税法上の会計で行われる課税所得計算の目的に違いがあ…

現在、税効果会計と言う会計処理が重要性を帯びていますが、何故今、税効果会計が必要なのでしょうか。
一説によると企業が会計上で算出する利益計算の目的と、税法上の会計で行われる課税所得計算の目的に違いがあると言う事が、税効果会計が必要だと言う理由になっているからだと言う事が挙げられています。
では、2つの会計における目的とはどんな物でしょうか。
先ず企業会計の目的ですが、会計をする期間内で企業にとって適正な業績評価が行える様に、利害関係が関わる所に対して企業の財政状態や経営成績を明示する事を目的としています。
一方、税法上の会計での目的ですが課税所得計算とは課税を公平に行う事を主な目的とし、安定的に税金が徴収される事、また様々な政策を考慮した上で税額を適性に算出すると言う事を目的としています。
この様に同じ税額を求めるとしても目的が違うので、企業会計上での計算とは違う計算方法で課税所得計算を行っています。
とは言うものの、企業会計で算出された当期純利益をベースにして課税所得計算が行われますので、基礎的な金額に関しては同じになります。あくまでも会計上に置いて差異が現れると言う事なのです。
課税所得の金額は当期純利益をベースにして、税法上の規定で調整額が加えられる事になります。更に会計処理をして法人税等調整額が算出され、税引き前当期純利益と調整がとれる事になり、合理的に調整されます。以上の様な事から税効果会計が必要となる理由なのです。

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税効果会計の仕分けを考える

2010年04月19日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計ではどういう仕分けをして、どういう計算を行っているのでしょうか。
税効果会計では、繰延税金資産や繰延税金負債の回収の可能性を検討しながら税効果計算を行います。その後計算した結果を計上する為に…

税効果会計ではどういう仕分けをして、どういう計算を行っているのでしょうか。
税効果会計では、繰延税金資産や繰延税金負債の回収の可能性を検討しながら税効果計算を行います。その後計算した結果を計上する為に、仕分けを行う様になります。
しかし、税効果会計では一時差異を「資産」「負債」のどっちに計上したらいいのか判断しづらいと言う場合も多く、混乱してしまう場合が多いと思います。この混乱を避ける為に損益計算書を作成して税効果の仕分けをしようと考えている方が多いと思います。
税効果会計で仕分けをする場合には、アプローチ方法が2つ有り、「貸借対照表から考える方法」「損益計算書から考える方法」と有ります。方法によってどのアプローチ方法を利用するか変わってくるのですが、資産負債法を使って仕分けをする場合には貸借対照表を利用するのが良いでしょうし、繰延法を使って仕分けをする場合には損益計算書を利用するのが良いと思います。税効果会計の新会計基準では通常、資産負債法を採用していますので、貸借対照表を利用してアプローチする方が良いと思います。
例えば、損益計算書を利用してアプローチする場合には、税務上と会計上で計上した異なる費用や収益に対して法人税等調整額を、反対に計上しなければなりません。反対に計上すると言うのも混乱の元になりますが、まだ良いと思います。それ以上に大変なのが、その後に税率に変更が出てしまったり、利益や損失が発生したりする場合、大変混乱する事になってしまい、仕分けも出来なくなってしまいます。
その点、貸借対照表を利用するアプローチはシンプルですので、仕分けがしやすいと言えるでしょう。

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税効果会計における損益計算書

2010年04月18日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

法人では税金を納める際にその年度に発生した収益や費用を財務会計上、計上しなくてはなりません。しかし科目によっては税効果が発生する時期が異なる場合が有る為、その企業がどの様に活動していたのか正しく表す事…

法人では税金を納める際にその年度に発生した収益や費用を財務会計上、計上しなくてはなりません。しかし科目によっては税効果が発生する時期が異なる場合が有る為、その企業がどの様に活動していたのか正しく表す事が出来ないケースが出てくる事になります。
例えば昨年度と今年度の収益や費用が金額的に実態は同じで有ったと過程します。
貸倒損失となった金額が、昨年度は費用と言う形で計上されたとします。この貸倒損失が税務当局によって昨年度は認められなかったけど今年度は認められた場合、昨年度と今年度で支払う税金が異なってしまう事になります。
こうなってしまうと、同じ収益、同じ費用、同じ事業活動であるにも関わらず納める税金も変わってくるし、純利益も変わってきますので企業の実態を把握する事が難しくなってしまうのです。
この様な事象は上記の例以外にも固定資産を減価償却する際に発生する差異もあります。財務会計上で計上する際には定率法・定額法のどちらを使って計上しても良いのですが、税務会計上で計上する際には定率法で計上するしか無い為、企業側が財務会計で定額法を利用していると損金に差異が生じてしまう事になるのです。
そこでこれらの差異を、実際に発生する税額から調整をして、まるで税引き前の利益に対して税金がかけられている様に見せて調整する為の会計処理が税効果会計になります。
実際に企業が使用している損益計算書を見てみると、科目には法人税の次に法人税等調整額と言う科目が有ります。これが税効果会計で使われている科目になるのです。

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繰延税金資産には客観性がどれだけ有るのか

2010年04月17日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計で使われている「繰延税金資産」の計上額に関しては、企業の主観的意見が多く含まれている事が分かっています。ではどれだけ税効果会計の「繰延税金資産」には客観性が有るのでしょうか。
例を挙げてみる…

税効果会計で使われている「繰延税金資産」の計上額に関しては、企業の主観的意見が多く含まれている事が分かっています。ではどれだけ税効果会計の「繰延税金資産」には客観性が有るのでしょうか。
例を挙げてみると、A社と言う会社が有るとします。そこではB事業とC事業と言う2つの事業を行っています。業績を見てみるとB事業に関しては毎年黒字計上になっています。しかしC事業に関しては毎年赤字計上になっています。この赤字計上を受けてA社には繰越欠損金がたまってしまっていると考えます。こう言ったケースの場合は、繰越税金資産の回収可能性が低いと判断される為に、繰延税金資産として計上する事は出来ないと言う事になります。
それでは、A社の財産的価値を評価するとした場合、繰延税金資産が計上されていないので考慮しない様にする事が正しいと思うでしょうか。実はそうではないと考えるのが普通だと思います。それは何故かと言うと、他のX社と言う会社がA社の黒字計上されているB事業を引き継ぎたいと考えているとします。X社から見ると、B事業の将来減算一時差異と言う金額は、税務上財産的価値を評価するとても大切なポイントになると考えられます。
また、赤字計上されているC事業を手に入れたいと考えているのであれば、C事業で計上されている欠損金による税金面の影響を考えない事は出来ないと思います。この様に考えて見ると、第三者から見てみると、A社の繰延税金資産を計上しないと言う様に評価するのは少し違うのではないかと考えられます。

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税効果会計で使われる言葉の意味

2010年04月16日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計では、色々な言葉が使われていますが、その中でもよく使われる言葉に、「一時差異」と言う言葉が有りますが、一時差異でも種類が有る様です。
今期に発生した一時差異が、将来的に解消されるとした場合、…

税効果会計では、色々な言葉が使われていますが、その中でもよく使われる言葉に、「一時差異」と言う言葉が有りますが、一時差異でも種類が有る様です。
今期に発生した一時差異が、将来的に解消されるとした場合、解消される期の課税所得を減額扱いにしてくれる効果が期待できる一時差異を「将来減算一時差異」と言います。
その他には今期に発生した一時差異が、将来的に解消されるとした場合、解消される期の課税所得を増額扱いにしてくれる効果が期待できる一時差異を「将来加算一時差異」と言います。
また、一時差異が繰越欠損金として扱われ、将来的に発生する課税所得と相殺する事が可能な場合は、将来減算一時差異と同じ様に扱われる事になります。
次に税効果会計で扱われている資産の定義について説明していきたいと思います。
税効果会計では繰延税金資産も資産として取り扱われます。通常資産と言うと固定資産の様に将来的に収益が見込まれている物を指していますが、繰延税金資産はその要件を満たしていない様に感じます。
では、何故繰延税金資産は資産として扱われているのかと言うと、資産とはそもそも何なのかと言う所から説明して行かなければなりません。
しかし、繰延税金資産は財務会計で定義付けられている資産に該当し、将来的に法人税と言った税金の支払いを減額させてくれる効果が期待出来ます。結果的に支払う額が減って企業は得をする訳ですから、税効果会計では資産として扱われているのです。

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税効果会計のやり方

2010年04月15日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計のやり方に「繰延法」と「資産負債法」と言うやり方が有りますので、言葉は知っていても、内容について曖昧な記憶しかない方はたくさんいると思います。そこでここでは、それぞれその2つのやり方について説…

税効果会計のやり方に「繰延法」と「資産負債法」と言うやり方が有りますので、言葉は知っていても、内容について曖昧な記憶しかない方はたくさんいると思います。そこでここでは、それぞれその2つのやり方について説明します。
先ず「繰延法」に関してですが、企業会計上で計上される収益と費用の金額と、税務会計上で計上される益金と損金の金額が違っている場合が有るとします。その違っている項目の中で、ある一定の期間に発生した差異については、その差異が発生した年度の税金軽減額や税金負担額を、貸借対照表上において差異が解消されるまで、繰延税金資産や繰越税金負債として税効果会計で計上する方法です。
次に「資産負債法」に関してですが、企業会計上で計上される資産や負債の金額と、税務会計上で計上される資産や負債の金額が違っている場合が有るとします。
その発生した差異が、企業会計上で計上される資産や負債が将来的に回収されたり、決済されたりして解消される場合、税金が減額されたり増額されたりする場合が有ります。
その時に一時差異が発生した年度に対して繰延税金資産や繰越税金負債として計上される税効果会計の方法を指しています。
通常、税効果会計を使用している企業では「資産負債法」を採用している所が多いと言う事実が有ります。
これは資産や負債に対して発生する一時差異に実効税率を掛ける事によって繰越税金負債や繰越税金資産が求められると言う事になるのです。

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税効果会計で使われている繰延税金資産

2010年04月14日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計と言うと、会計処理の中でも特に重要性が高い処理で有りますが、とても難しい為に導入する事自体を検討しているが、ちょっと敬遠している企業がたくさんあると思います。中小企業にとっては強制的ではない…

税効果会計と言うと、会計処理の中でも特に重要性が高い処理で有りますが、とても難しい為に導入する事自体を検討しているが、ちょっと敬遠している企業がたくさんあると思います。中小企業にとっては強制的ではない為に、導入している所も少ないと思います。
ここでは、税効果会計の中でも「繰延税金資産」と言う項目に着目して話をしてみたいと思います。
【繰延税金資産】
繰延税金資産と言う言葉を聞いた事があるでしょうか。これを取り崩す事によって悪化していた業績の下方修正が出来る事も多いので、経営者であれば名前くらいは聞いたことが有ると思います。
繰延税金資産は、税効果会計に関係している会計基準で表される概念になるのですが、企業会計審議会で発酵されている会計基準書を読んでも、定義付けは明確にされていません。その為に、人によって受け取り方に差が出て来ると思うのです。
とは言う物の、共通的に思われているのが、その期に支払った税金の中で、来期以降に含む事が出来る金額が有るとか、将来回収出来る税金であると言う様な定義付けになっていると思います。
また、繰延税金資産は将来減算一時差異、または繰越欠損金に実効税率を掛けて金額を算出していますので、言わば仮勘定の様な物と思って頂ければ良いと思います。
言葉で書いてもピンとこない方が多いと思いますが、この繰延税金資産の定義付けをどう行うかによって、税効果会計を導入するかどうかを見極め、重要性や必要性を考え、検討する様になるのではないでしょうか。

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永久差異と一時差異

2010年04月13日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計で使っている用語に「永久差異」「一時差異」と言う言葉があります。
税効果会計を行う際には、会社法と税法の両方で項目を取り扱う必要がありますが、その2つで取り扱われている項目で異なっている項目は…

税効果会計で使っている用語に「永久差異」「一時差異」と言う言葉があります。
税効果会計を行う際には、会社法と税法の両方で項目を取り扱う必要がありますが、その2つで取り扱われている項目で異なっている項目は調整をしなくてはなりません。
その扱いが異なる分の項目の事を、税効果会計では永久差異と一時差異と呼び、この2つに大きく分類されると言って良いでしょう。
先ず「永久差異」についてですが、会社法と税法で扱われている差異が永久的に解消しない事を指しています。
例えば交際費についてですが、会社法においては妥当額だと判断される限り認められるのですが、税法においては一定額しか認められていません。
税務上、一度損金とされなかった交際費は永久的に損金になる事はないので、会社法と税法で永久的に差異が生じたままになり、この事を「永久差異」と呼んでいます。
次に「一時差異」についてですが、会社法と税法で扱われている差異がいずれは解消される事を指しています。
例えば昨年期、会社法上貸倒損失として計上された物が、税法上における貸倒要件を満たさない場合、税法上では損金として扱われなくなります。
しかし今期になって貸倒要件が満たされるまでになり、税法上でも損金として処理出来るようになった場合、会社法と税法が扱いとして一致される事になる為、差異が解消されます。この事を一時差異と言う様に呼んでいます。
税効果会計で対象となる差異は一時差異だけになります。それは税効果会計が会社法と税法に生じた差異を調整する会計処理だからです。

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実効税率

2010年04月12日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計では「実効税率」と言う言葉が使われています。実効税率とはあまり聞かない言葉だと思いますが、税効果会計では使われている言葉なので以下に説明したいと思います。
税効果会計で使用されている税率と言…

税効果会計では「実効税率」と言う言葉が使われています。実効税率とはあまり聞かない言葉だと思いますが、税効果会計では使われている言葉なので以下に説明したいと思います。
税効果会計で使用されている税率と言うのは、納税を実際に行う時に計算で使われる税率とは違います。
法人の方が納税をする際には、国税である「法人税」の他に、「事業税」、都道府県免税・市町村民税と言った「住民税」も合わせて納税しなくてはなりません。
こう言った税金面を全て合算して考慮した上で実効税率を算出し、税金を計算して行きます。
実効税率の計算式は、[法人税率+(法人税率×住民税率)+事業税率]/(1+事業税率)になります。
但し、住民税と事業税に関しての税率は、標準的な税率を採用している訳ではなく、制限税率またはそれに近い税率を使用している自治体が意外と多いと言う事実が有ります。
例を挙げて言うと、住民税率が20.7%、事業税率10.08%、法人税率30.0%で計算してみると実効税率は42.05%になりますので、この税率が使用される事になります。
これは東京23区の場合の計算になりますが、年間所得が800万円以下の場合については、比較的低めの税率が適用される事になりますので、合わせて実効税率も低くなると言う事になります。
またこれにより、結果として節税効果が生じる可能性があります。この事は事業税が支払われる日を含んでいる事業年度に対して、損金算入が行われている為と言われています。

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税効果会計の会計処理

2010年04月11日税効果 会計コメント&トラックバック(0)

税効果会計で行われている会計処理について説明してみたいと思います。
企業では、法人税や事業税、住民税等を算定する為に、先ずは課税所得を計算する事にしています。算出された課税所得は会計上で算出された利益…

税効果会計で行われている会計処理について説明してみたいと思います。
企業では、法人税や事業税、住民税等を算定する為に、先ずは課税所得を計算する事にしています。算出された課税所得は会計上で算出された利益を基にしているものの、実際の利益の額とは一致する事は殆ど有りません。これは課税所得で行う計算と、会計上で行われる計算では目的が異なる為だからです。この為に、資産や負債、または収益と費用に関しては差異が出て来る事が基本的な事になります。
その為、税効果会計とは一時差異と言って会計上と税務上の金額に差異が発生した場合に、会計上で計上された税引前当期純利益と法人税等の税金類を調整する為、税金類に対して期間配分する手続きの事を指しています。
一時差異には種類が有って、一時差異が解消される期に発生した課税所得を減算させる効果がある「将来減算一時差異」、逆に増額させる効果がある「将来加算一時差異」が有ります。この内、将来減算一時差異に実効税率を掛けた物を「繰延税金資産」と言い、逆に将来加算一時差異に実効税率を掛けた物を「繰延税金負債」と言う様に呼んでいます。
例えば、企業の会計上において賞与引当金を計上します。そうするとその期の買い税所得は計算上、損金不算入と言う事になります。しかし、賞与を支払った次の期の課税所得は、計算上損金算入と扱われる事になります。よって、次の期の課税所得を減算させる効果が生じると言う事になる為、賞与引当金も将来減算一時差異の1つとして扱われる事になります。

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